【活動報告】 2月のマインドフルネス勉強会

【活動報告】 2月のマインドフルネス勉強会

去る2月21日、予定通りマインドフルネス勉強会が行われました。

飛び入り参加の方がおり、その方が初心者の方だったため、急きょ即席の体験会という形で開催いたしました。

まず、参加者の方のマインドフルネスについて知っていることや経験などを伺い、体験会に入っていきました。

実践の第一は、一番基本的なマインドフルネスの練習方法であり、おそらくもっとも重要な手法でもある、呼吸に意識を向けていく方法を行いました。

最も簡単な方法でありながら、呼吸に意識を向けるとか呼吸を感じる、観察するということは、普段なかなか意識して行っていないことであり、単純そうに見えておくが深い方法です。

参加してくださった方も、意識がすぐに呼吸からそれてしまうことを実感していただけましたが、やはり、わずかな時間で意識がさ迷ってしまうこと、何も考えていないつもりでも、意識に捉えられにくいほどのレベルで、様々な妄想や連想が限りなく続いているということまでは実感しにくいところでした。

しかし、これは当然のことで、ごくごく単純な瞑想でありながら、これを毎日丁寧に続けていくと、ある時、フッと、自分が思考ともいえないようなわずかな連想をずっと続けているということに気が付くときがあります。これは、実践を続ける中でマインドフルネスが磨かれていき身に着けられる感覚です。

 

基本的な呼吸法の後は、解説を交えつつ、視点を固定して、呼吸をカウントしながら意識を「今、ここ」に置いておく方法を行いました。自己洞察瞑想療法の中で、身体のリラックスなどにも効果があるゆっくり行う呼吸を観察する方法を練習しました。

 

そこで、休憩をはさみ、後半は日常生活の中で行える瞑想、マインドフルネスの実践を方法を経験してみました。意識を身体の感覚に向けて、移動させていく通称「ボディスキャン」と呼んでいる瞑想と、歩くときの感覚に意識を向けて行う「歩く瞑想」を練習してみました。

 

私自身も、歩く瞑想を一緒にやってみることで、「歩く」という行為を行う時に、身体の様々な部位が連動していることを、改めて感じることができました。

マインドフルネスは、自分の上達段階に応じて、同じことを続けていても、学びがどんどん変化していきます。自分の深まりに応じて、見える世界も変わってくるのですね。

 

急きょ変更して行なった勉強会でしたが、マインドフルネスの基本的な実践については、体験していただけたと思います。

大切なのは、今回の体験会で感じたことだけでなく、こういった実践を日々続けていく中で、どのような学びが起こってくるかということです。そういったことを改めて確認し、終了としました。

飛び入りも大歓迎なので、今後も、ご希望の方はぜひご参加ください!

でも、資料の用意などできますので、前々からご希望の方は、前もってご連絡くださいね。

(^^)

 

ではでは、3月の体験会は、21日(水)祝日の開催です。

祝日で参加しやすくなっておりますので、普段、なかなか参加できない方も、ぜひご検討ください!

文:中安

 

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