【活動報告】10月のマインドフルネス勉強会の活動報告

【活動報告】10月のマインドフルネス勉強会の活動報告

【活動報告】
10月のマインドフルネス勉強会が、昨日予定通り行われました。
今回は、主催者二人のみの会でありました。

(マインドフルネス勉強会、体験会は、身体と心の自然体研究所および自然農雑草屋の小松氏と共催しております)

もともと、二人で行っていた個人的な瞑想の勉強会をオープンにしたのが、この会の始まりです。今回も、二時間、じっくり瞑想を楽しむことができました。

まずは、20分ほどの瞑想を行いました。

その後、瞑想中に感じるリラックスや穏やかな気分、空間や周りと一体になる感覚などについて、話し合いました。

確かに、瞑想をやり、呼吸も整い心だ落ち着いてくると、とてもリラックスした状態になり、身体が温まったり、幸福感のようなものを感じることもあります。普段の生活が忙しく心身が疲れていたり、多忙で普段の瞑想がでず、緊張した日々が続いていたりするとなおさらです。この瞑想中に感じるリラックス感や心地よさ、幸福感、一体感というのは、感じることはまったく間違いではありません。むしろ、好ましいことと感じられます。

しかし、これはあくまでも副次的な効果、瞑想の副産物であり、マインドフルネス瞑想は、このような効果を目的として行うものではないと考えます。むしろ、心を虜にするという意味では、注意したほうがいい存在かもしれません。なぜなら、マインドフルネスとは、心の思い込みや執着から自らを解き放ち、ただ、今ここという時間に焦点を合わせる手法だからです。なので、瞑想の時間を特別なものにしてしまうような思考や思い込みからは距離を置いたほうがいいのです。なぜなら、瞑想で感じる心地よさや幸福感が強まれば強まるほど、普段の生活との違いが際立ち、次回の瞑想で、ついついその心地よさや幸福感を追い求めてしまったり、そう感じない瞑想を失敗と判断してしまう可能性があります。

さらに、瞑想を特別な状況でのみできるものにしてしまい、普段の瞑想や洞察がよりやりずらいものだと、心の中で決めつけてしまう可能性があるからです。
流れている時間はかわりありません。普段の自分も、勉強会で瞑想している自分もまったくかわりはありません。もちろん、どちらも変化し続けている存在ですが、変化し続けているという点で、かわりはないはずです。そうすると、日常生活で様々な困難を感じたり、瞑想をできないと決めつけたり、リラックスを感じたりしているのは、自分の中の意識の持ち方が変わっているだけなのです。もちろん、環境も変化していきますから、自分の反応の仕方が変わることはおかしいことではありません。しかし、その変化をもたらしている様々な自らの中の反応を、良し悪し決めつけずに観察をしていくことこそがマインドフルネスにおいて大切なことです。
様々な苦痛や苦悩といったものは、味わいたくないですが、そうだからこそ、自分の中で生じたときの反応を観察するのは、そう難しいことではありません。気づきやすい現象です。
じつは、冷静な観察が難しいのは、こういった心地よさ、幸福感など快の刺激を与えてくれるようなものの方になります。
無意識に快=良いことと判断して、意識のチェックをスルーして、ついついその快に執着してしまいがちになります。

日々の瞑想の実践を続けることで、そういった執着しようとする心の動きにも、洞察の目を向けることができるようになっていきます。

その後、15分の瞑想を行い、引き続き話し合いを続けました。
マインドフルネスを学ぶ中でとても重要なことを今回、二人の間で共有できたと思います。

来月は体験会になり、12月に勉強会を開催予定です。
もしご興味ある方は、ぜひぜひ参加してみてください。

自分なりの瞑想を行っている方、体験会に一度でも参加している方なら、どなたでも参加できます。

またこちらのページなどで広報を行っていきたいと思います。ご参考にしてください。

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